ヴィンテージと古着について

古着の中でもヴィンテージ品は利益が大きく取りやすい商品です。

なので、ヴィンテージに関する知識は是非押さえておきたいところですが、そもそも古着とヴィンテージの違いについて、殆どの人がよく理解されていないかと思います。

ヴィンテージ品とはどういったものを指すのか、この機会に覚えていただければ幸いです。

ヴィンテージの定義とは

ヴィンテージという言葉は、古着だけだなく、ギターや車などにも使われたりしますよね。

実は「ヴィンテージ」はワインの用語であり、そのワインが造られた年代を表す時に用いられたものです。

それが段々と年代物に対して使われるようになったことから、古い商品＝ヴィンテージという認識が広がっていったのです。

また、ただ古ければ良いのかといわれるとそうではなく、古くてなおかつ希少価値を持っていなければなりません。

生産数が少なかったり、また有名人が愛用していたブランド等は、大体ヴィンテージであると考えても良いでしょう。

古着においても、全てのアイテムがヴィンテージと呼ばれるわけではなく、古着の中でもコレクター要素が強かったり、根強いファンが存在しているという点からヴィンテージ品は生まれています。

ヴィンテージ品の相場

古着の中でもヴィンテージ品は、桁違いな価格が付くこともあります。

例えば、1930〜1960年代に作られたヴィンテージ古着は、数十〜数百万の価格査定になることも珍しくなく、また街中でも結構見つかりやすいんですよね。

一見するとボロボロな服なので、まだ古着バイヤーではなかった当時の私からすれば、どうして古い商品なのに高額の値札が付けられるのだろうと不思議に思ったものです。

ただヴィンテージの古着には、今では再現が難しい仕立てや技法が使われているうえ、上質な素材が使われているからこそ、使えば使うほど味が出るという特徴があります。

基本的には、味が出ている古着ほど価値が高くなりますので、新品で購入する時よりも値上がりしていたりするんですよね。

皆さんも、衣類を売る際は適当に捌くのではなく、一度商品の背景知識から調べてみることをお勧めします。

ヴィンテージに分類されて想像以上に高く売れることもあるため、売る場所やタイミングさえ間違えなければ、大きく稼げるチャンスがあるカテゴリーと言えるでしょう。