勇気が出る小話
新しいことに挑戦するのって、とても勇気のいることですよね。
失敗したらどうしよう、時間が無駄になったらどうしよう、というか挑戦自体がめんどくさい…。
色々と思うところはあるかと思います。
そこで本節では、皆さんの行動力を爆上げしてくれる小話を2つほど紹介したいと思います。
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Contents
成功率を99%に高める方法とは
AppleでエンジニアしているAさんは、新たに開発した音声認識システムを紹介するために、アメリカの人気テレビ番組に出演することになりました。
収録の前日ディレクターが彼に成功確率を尋ねたところ、大体90%とのこと。
しかしそれではテレビ的に困るので、なんとか成功率を99%まで高めてくれと懇願し、翌日までに成功率を99%まで高めて、実際にテレビ収録本番でも成功を収めました。
ディレクターがAさんに対して、一晩でよくやってくれた、システムの改良は大変だったろう、と労ったところ、Aさんは次のように答えたのです。
「昨日のシステムと今日のシステムは全く同じなので、僕は何もしていませんよ。」
じゃあ成功率が90→99%まで上がったのはどういうことなのか尋ねると、驚きの発想が明らかになったのです。
システムを改良するよりも、Aさんは同じシステムを2つ用意して、1台のシステムがエラーを出す確率は10%、2台同時にエラーを出す確率は1%なので、成功確率は99%に高めることができたとのこと。
さて、皆さんの挑戦を妨害するエラーとは、どういったものでしょうか。
そのエラーを抑えるために、あらかじめプランBを用意しておけば、多少はラクに動けるはずです。
あと5分しか生きれないとしたら
ロシア最高権力に対する不遜な表現、書物の流布、陰謀への関与などの罪で、ある死刑囚が、今まさに銃殺刑に処される時のこと。
28歳の若い死刑囚に、最後の5分が与えられ、その5分をどう使うか衆人は見守っていました。
すると彼の時間の使い方は、仲間の死刑囚たちに別れの挨拶をするのに2分、自分の人生の振り返りに2分、そして残りの1分は自然の美しさと大地の恵みに感謝することに使うことにしたそうです。
最期の瞬間になって、今までの人生を大切に使わなかったことに心から後悔し、来世では絶対に時間を無駄にしないと誓った瞬間、1台の馬車が駆け込んできて、彼の減刑を知らせたそうです。
その後死刑を免れ、ことあるごとに最期の5分を思い返すようになりました。
毎日を人生最期の日と考え、やりたいことは全てやり切るマインドに生まれ変わり、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」など歴史的な大作を残しました。彼こそがロシアの大文豪ドストエフスキーというわけなのです。
さて、皆さんがあと5分しか生きれないとしたら、どのように過ごすでしょうか?
最期の瞬間に後悔しないよう、毎日を全力で過ごせているでしょうか?
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